2014年12月15日月曜日

お試し用電池はどのくらい持つものか?

新しい電化製品に、お試し用電池とか、テスト電池、またモニター電池と称する電池が入っていることがある。大抵、聞いたことがないメーカーのものが多いので、もしかしたら、再生電池か、中国製の超安価単寿命電池なのかしら?

調べてみると、一応ちゃんとした電池らしい。工場で入れられ、動くかどうかテストして
出荷まで倉庫で待つことになる。

電池は使用しなくても自然放電されるので、倉庫にいる間、そしてお店に出てからも、売れて消費者に届くまでは放電を続けることになる。このため、消費者が買った時点で、残りどれだけ電池が持つかは保障できないので、「お試し用電池」とされている。

それで、最近は電池を電化製品の電池ボックスに入れずに別途固装したり、リボンが入って放電による寿命を減らすようになっていて使用時にリボンを除くというもの、などがある。(ただこれだと、工場時でのテストがされていない?)

使われている電池にも問題がある。安価な外国製の電池が多くの場合使われていて、日本の電池ほど性能がよくない。突然切れたりするのは普通。お試し用電池が入っていても、「電池代は含まれていません」と書いてあったりする。まったく保障しませんよ、ということだ。

「3年保障」とか電池寿命が売りの腕時計の場合、この辺はもっとシビアーで2年しかもたなかったとクレームが来るので、最初の電池交換は無料で行なっていることが多い(あまり知られていませんが)。


電池1


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