2017年2月24日金曜日

英語の話:ピリオドはクオーテーションの中か外か?

明日は大学の入学試験の日らしいですが、受験生のために少しは役に立つ?かどうか。。

問題:英語の文章中、何かを引用して、クオーテーション(日本語で言うところのかぎカッコ)を使って文章を終わる場合、ピリオドはクオーテーションの中か?、外か?

ネットで調べてもなかなか出てこないし、外国人の英文を見ても、どちらもあるように見える。

Yukichi Fukuzawa stated "Heaven does not create one man above or below another man".

さて、another man. " と、another man". のどちらが正しいのでしょうか?

実は、イギリス英語と、アメリカ英語で異なっているみたい。アメリカ英語では、ピリオドはいつもクオーテーションの外。

ところが、イギリス英語では、文章のクオーテーションの中に動詞がある文章の場合、クオーテーションの内側。要するに、クオーテーションの中の文章を完結させるピリオドが必要で、その外側の文章のピリオドが省略された形。

イギリス英語では、

I like "something like sweets".

この場合、クオーテーションの中は文章ではなく語句だけなので、外側の文章全体のピリオドはクオーテーションの外になる。



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