2017年2月7日火曜日

魚の練り物 近隣県にこんなものがある

他県などに行って、その土地のスーパーや市場に寄ると楽しい発見がある。場所によって案外違うのが、「魚の練り物」。

日本食ブームで、「魚の練り物」は、欧米では「Surimi(スリミ)」と呼ばれて、いろいろな料理に利用され超人気になっているらしい。

魚をすり身にして塩を混ぜて練っていると粘りが出てくる。それを加熱したら練り物になる。加熱する方法として、「焼き」「蒸し」「茹で」「揚げ」がある。

「焼き」は、ちくわ、笹かまぼこ、伊達巻など

「蒸し」は、かまぼこ、魚肉ソーセージなど

「茹で」は、はんぺん、つみれ、鳴門巻きなど

「揚げ」は、揚げかまぼこ(さつまあげ)、フィッシュカツなど

近県には、パン粉をつけて揚げる練り物がいくつもあって、それぞれ少しずつ違う。

がんす(広島)、魚(ぎょ)ロッケ(山口、佐賀、大分)、赤てん(島根)がある。「がんす」と「魚ロッケ」にはタマネギなどの野菜が入っている。「魚ロッケ」はコロッケ型だが、「がんす」は唐辛子が入ってピリ辛で四角く平たい「ひら天」風。

「赤てん」は、魚のすり身に唐辛子をたくさん入れているのでかなり赤い色をしている。

愛媛県になると、パン粉をつけずに揚げる「じゃこ天」がある。魚の骨も使っているのか、少し骨の粒子を感じるのが特徴。

愛媛県には、他にもエビを魚のすり身に加え、豆腐も練りこんで揚げる「エビ天」もある。

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